先輩の一言が救った45歳の転職

45歳、男性。

22歳で新卒入社をして以来、営業一筋で働いてきました。

化学製品メーカー営業職。

会社は創業100年を越える老舗です。
私が扱っていた製品は創業当時から製造販売されていたもので、会社の看板とも言えるものでした。

その製品は泥臭い技術の積み重ねで作られているもので、どうやら理屈だけではわからない生産技術がキーとなるようなものだったようです。

100年の技術の積み重ねは非常に分厚いもので、他社の追随を容易には許さないものとなっていました。

当時、この製品を作ることのできるメーカーは世界に5社しかなく、その5社がこの100年間にわたりしのぎを削ってきたわけです。

 

この製品の社内での売上比率は60%に上り、それを販売する営業部隊はまさに花形部隊であり、飛ぶ鳥を落とす勢いでした。

 

そんな華やかな部署に配属され、全くもって有頂天でした。

しかしそんな状況が変わり始めたのは私が40歳になろうとしている頃でした。

その頃私は課長職に昇進し、小さなグループを任されていました。

事業撤退

その製品は化学というアナログ技術をベースにしたものでした。
それが徐々にデジタル製品に転換し始めていました。

社内では完全にデジタル化されるまでには50年はかかるだろうと踏んでいました。
完全に油断をしていました。

実際には5年も経たずにデジタル化の流れは止められないものになってしまい、売上は猛烈な勢いで落ちていきました。
赤字に転落するのはあっという間でした。

そして私が44歳の時に100年以上続いた主力事業から撤退することが決まったのです。

部内は騒然としました。
多くの技術者は他の製品の開発部隊、新事業開発への配置変換が行われました。

営業は悲惨でした。
売るものが無くなってしまったわけですから、一時的には完全な余剰人員になってしまったわけです。

会社を辞める者、関係会社に転職する者、関係子会社に出向する者など身の振り方は様々でした。

部署異動、未知の分野での戸惑い

私は会社内の新事業開発の営業として再出発をすることができました。
給料は減ることもなく、周囲からは随分と羨ましがられました。

何らかの形で会社を辞めていった人たちはほどんどの場合、給料がダウンしていたのです。

しかし私のその後の体験は辛いものでした。

自分が担当した製品はいわゆる精密機械といった類いのもので、機械音痴、技術音痴の私には内容がさっぱりわかりませんでした。
基本的に顧客は技術系の会社で、窓口になってくれる人は技術者ばかりでした。

私には何も説明することができませんでしたので、年下の技術者に頼み込んで同行してもらい、どうにか商談をこなすという有様でした。

売れ行きは芳しくありませんでした。
結局1年余りはまったく売れず、ついにはその部署自体がなくなってしまったのです。

私は完全に行き場を失いました。

そして転職を模索し始めました。

先輩の一言

1年前に関係会社に転職していた先輩に相談をしました。

かつての営業部隊で可愛がってくれていた先輩でした。
今では開発部長という肩書きで活躍をしている様子でした。

「うちに来たらいい。給料は下がるよ、それでよければ。」

私の仕事ぶりや性格も知ってくれていたので問題ないと判断してくれたようです。

今までの顧客のつながりがありますので、売れるものさえあれば売ることができると思っていました。
改めて営業をやっていて良かったと思います。

読者へのアドバイス

転職を決断するまでは随分と苦しみましたが、転職自体にはさしたる苦労はありませんでした。

営業の仕事は人との繋がりで決まるものですが、その資産は転職しても活かせるものであると実感しました。
技術職は技術力で転職を有利に進めることができる一方で、営業職はネットワーク力で転職を勝ち抜けるのだと思います。

また気軽に転職を相談できるような先輩や友人を持つことの大切さを感じています。

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