ブラック営業はブラック顧客を盾にして成績を上げようとする

ブレインウォッシュ

私の会社は大手事務機器メーカーの下請け会社です。

その客先メーカーには製品企画部という部署があります。

 

彼らは新製品のアイデアを出し、マーケティングを行い、企画書を作り上げるのが主な仕事です。

ある企画案が経営会議で了承されると製品化が進められることになるようです。

製品化を進めると言ってもやることは、その企画書の計画の一部と製品仕様を我々のような下請け会社に丸投げすることなのです。

 

計画の中には、何度かの設計チェックと試作品チェックが含まれています。

試作品チェックとは、企画担当者による進捗チェックを目的とするものです。

 

ある製品を担当して、私はつくづくこの仕事は嫌だと思うことがありました。

 

ある日の設計チェックにメーカーの企画担当者と私の会社の営業担当、設計者、部品調達担当の私が参加しました。

打ち合わせは顧客の会議室で行われました。
企画担当者は部屋に入ってくるなり、

「申し訳ありません。
事情があって仕様の一部を変更させていただきたいと思っています。
内容は…」

それは結構重大な変更でした。

 

私もかつては設計業務をやっていましたから大方見当がつきます。

修正にはたっぷり1週間はかかるような内容である事がすぐに分かりました。

その企画担当者は畳み掛けるように次のように言いました。

 

「次の月曜の午後2時にまた打ち合わせをしましょう。」

 

打ち合わせが行われたのは金曜日ですから、土日に休出して修正せよ、ということになりますね。

 

設計者が何かを言いかけました。

しかしその口を封じるように担当の営業が

「わかりました。月曜日に伺います。」

結局打ち合わせをすることもなくその日は帰りました。

 

帰りはかなり険悪なムードが立ち込めていました。

電車の中で設計者は月曜日までに変更仕上げるのは無理だと営業に言いました。

 

「休出したところで月曜日に仕上げるのは無理だし、土日は家族との予定を入れてあるんです。」

 

ちょっと年配の営業でした。

その営業が次のように言ったのを忘れません。

座り込む

「しょうがないよ、やるっきゃないでしょ!

お客様の無理を聞くのが俺たちの仕事なんだよ。

お客様が言っているんだからね。

 

設計者は泣きそうな顔をしていましたが、私はほとんど切れかけていました。

 

『お前みたいなバカ営業は要らねー!』

 

自分を盾にして社内を守ろうとするならまだしも、顧客を盾にして社内で戦おうとするのですからタチが悪い。

ブラック営業はブラック顧客の仕事のやり方をスルーパスして、社内をブラック化してきます。

このようにブラックは伝染する病気のようなものだと知りました。

 

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