みなし労働制という名のサービス残業無限地獄!

サービス残業

会社にとって不況期は社員を締め付ける好機でもある

会社というものは不況期にもやることがたくさんあります。

それらは2つに分類することができます。

売上の向上と支出の削減です。

その中でも社員の生活に大きく響くのは支出の削減なのです。
支出の中で長期的に会社に利益をもたらすのは固定費の削減であると言われています。

もっとはっきり言えば、社員の給料を下げてしまうことなんですね。

私が以前いた会社ではまさにこのようの時期にみなし労働制が実施されるようになりました。

みなし労働制の中身は次のようなものです。

  • 何時に出勤し、何時に退勤するかは社員の裁量に任せる。
  • 会社が了解していれば出社しなくても出勤とみなす。
  • 労働時間に関係なく、毎月10時間相当の残業手当分を支給する。
  • 夜10時以降の深夜勤務手当、休日出勤手当は支給する。

仕事量の少ない職場であれば嬉しい制度ですが、多くの社員にとっては給料削減以外の何物でもありませんでした。

今までは仕事が増えれば、その分残業代が増えてしまうという構図でしたので、会社にとっては一定の制限が必要でした。

しかしみなし労働制では、仕事量が増えても会社の支出は増えないので、会社にとっては都合が良いというか、従業員にとっては空恐ろしい制度なのです。

この制度が健全に働くためのキーは上司の良識なのです。

部下の心身の健康を考えれば無理な仕事はさせられないと考えるのが『普通の上司』の発想です。

しかし私の上司は違いました。

これはOJTだ。勉強のつもりで仕事をしろ。

On the job training.

実務を通して行われる教育。

私の上司はそのように言って新しい仕事を次から次へと私に課していきました。

ある日のことでした。

上司は最近会社が取り入れようとしている手法を使ってプロジェクトの概要をまとめるように私に指示したのです。

確かに最近の新しい手法であったから勉強が必要だった。

私に分厚い本を与えて

「この本に書かれている手法に則って新しいプロジェクトの概要をまとめろ、三日で頼む。」

チョウ一流の会社はどこもやっている方法なのだそうだ。

これが教育か…

その本は一度は目を通したことがあったが、まだまだ実践ができるレベルではありませんでした。
上層部に提出する資料の一部にするつもりらしく、格好をつけようとしているとしか思えませんでした。

二日徹夜が続きました。

何回もNGが出ました。

裁量労働制で働いていた私は残業代を請求することができません。

しかも上司は、教育なのだから深夜手当も出さないつもりのようでした。
いつも次のように言い捨てて上司は退社していました。

『夜の10時以降は会社で仕事をするな(家でやれ)。』

こんな上司に怒りを感じても良さそうなものでしたが、私が感じたのは何故か焦りと恐怖でした。

 

自分は仕事ができないダメ社員なんだ。
いつか私はクビになる。
クビにならないまでも窓際の部署に飛ばされる。

 

仕事で苦しみながら、自分自身を洗脳するように頭の中でこんな言葉を繰り返していたのです。

みなし労働制という名のサービス残業無間地獄

みなし労働制を健全に機能させるためには大切な条件があります。

部下を思いやる健全な精神を持った有能な上司です。

管理者が冷酷で無能な場合には、みなし労働制はサービス残業の温床にしかならないのです。

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