タクシー業界は人の出入りが激しい業界なのか?

タクシー業界は誤解の多い業界

タクシー業界はかなり誤解の多い業界なのです。

どんな業界にも外側から見たイメージというものがありますが、タクシー業界は非常にマイナスイメージの強い業界です。

タクシードライバーになることを考えている人は、そのようなイメージに心が折れて足踏みしてしまうこともあるでしょう。

 

多くの人にタクシー業界の実態をよく知ってもらいたいのです。

世間に流れているタクシー業界のマイナスイメージを列挙すると、

  • 体力的にきつい
  • 稼げない
  • 定年前後のつまらない仕事
  • 平均年齢が高い
  • 人の出入りが激しい
  • 休みも取れないブラック業界
  • おじさんばかりの業界

これらは間違いと事実がごっちゃになっています。

 

ドライバーの平均年齢が高いというのは本当です

業界の平均年齢58歳。

いくら日本の高齢化が進んだと言っても業界の平均年齢としては高いでしょう。

人の出入りが激しいというのもかなり正しい。
年中ドライバーの求人をしているのが実態です。

タクシー業界は事故をもっとも嫌う業界

では仕事が体力的にきついというのはどうでしょうか。

 

真夜中や明け方にタクシーを利用すると大変な仕事だなと思います。

この人たちはいつ寝てるんだろう。
昼夜逆転生活だな。

などと心配になるわけです。

タクシー業界はドライバーに無理を強いるブラックな業界なのではないかと部外者は考えがちです。

 

しかし、タクシー業界でもっとも嫌われるのは交通事故なのです。

通常のタクシー会社であればすべての営業車には自動車保険がかけられています。
タクシー会社が保険会社と団体契約を結び、営業車の台数に応じて保険料を支払っているわけです。

万一、事故が発生すれば保険金が支払われるが、ここで厄介なことが起きるのです。

 

事故が増えれば、保険料がアップする。

これは会社にとっては大変に大きな負担増なのです。
社名にもキズが付きます。

タクシー会社は交通事故を大変に嫌うのです。

 

ですからドライバーには体調管理、飲酒管理を徹底させるのです。
仕事で無理などさせる理由がありません。

逆に自己管理ができなくて事故を繰り返すドライバーは解雇されたりするのです。

タクシードライバーは頭脳労働者

稼げない、つまらない仕事というイメージがあるのも確かです。

しかし稼げる人は稼ぐ。

どの時間帯、どの場所にお客さんがいるか分かっているドライバーは稼ぐことができるのです。

 

タクシードライバーの仕事はお客さんをタクシーに乗せて、ある場所からある場所へ移動するという非常に単純な仕事です。

しかし、どれだけ効率よくお客さんを獲得するかというプロセスで売上に大きな差が生じる仕事なのです。

お客さんの行動を読んで先回りできるドライバーが売上を伸ばすことのできるビジネスで、その意味では大変な「頭脳戦の仕事」なのです。

それはまるで釣りのようなものです。

例えて言えば、中野区という海域にたくさんのお客さんが魚のように泳いでいる。

その日の天気、時間帯、気温、イベント開催、客層などに応じてお客さんの動きは変わります。

優秀なドライバーは高性能な魚群探知機を持っているようなものです。
お客さんの動きを的確に読んで、売上を大きく上げるわけですね。

こんな頭脳戦が好きな人には稼ぎをあげやすい仕事と言えるでしょう。

入社のハードルは低い

秋葉原入社のハードルは結構低い。

自動車免許証を交付されていて運転歴三年、目などの体に大きな異常や障害がなければ採用される可能性が高いです。

またタクシードライバーに必要な第二種免許は会社の費用で取得させてもらえる場合が多く、さらに入社3ヶ月程度は給料が保証されたりします。
至れり尽くせりです。

このように誰でもスタートをしやすい仕事なのです。
しかし、先ほど書いたようにタクシードライバーは頭脳労働者。
ぼーっとしていて稼げる仕事ではありません。

そのあたりを理解していないドライバーが結構多いようです。
ですから、出入りの激しい業界になってしまうのです。

若者に魅力のない業界

東京丸の内若者が魅力を感じない業界であるのも事実ですね。

ドライバーという釣り人が自分の才覚で業績を上げるだけの世界で、そこに進歩というものを感じさせない。
また社員がチームを組んで大きな仕事を成し遂げるような感覚もほとんどない。

これでは多くの若者は魅力を感じさせないでしょう。

ですから平均年齢が高くなってしまうわけです。

中高年者がドライバーになり、数年で定年を迎えて退職する。
自然減と言えるが人の出入りが激しいことの原因の1つです。

ITがタクシー業界を変える

taxi car on the roadここまでタクシー業界のマイナスイメージの中に隠れている嘘とホントを語ってきましたが、業界はこれから大きく変化すると私は見ています。

 

ポイントはITです。

最近、スマホのアプリでタクシーを呼ぶサービスが始まりました。
しかしあれは序の口です。
配車業務がアプリになっただけのこと。

タクシー業界を変革するのは、IT技術でお客さんを見つける「魚群探知機」が出来上がることなのです。

今まではセンスのいいドライバーが才覚でお客さんの群れを探知していましたが、これをITで行うのです。

こんなシステムが出来上がるのはそんな遠い将来ではないと思われます。

そうなれば働き方、仕事内容が多様になり、今までとは全く違った才能を持った若い社員が増えることでしょう。

業界の体質が変わり、出入りの激しい業界などと言われなくなるかもしれません。
    

あなたに最適の転職エージェントを見つけよう!

あなたの転職/再就職活動において、転職エージェントは有効な情報源であり、頼りになる伴走者です。

これを利用するとしないとでは結果に大きな差が出てきます。

 

転職エージェントに登録することは活動の第一歩なのです。

さあ、ここから開始してください。

力強い握手
不本意な今の会社生活に終止符を打って新しい可能性に向かって転職しようとしているあなたにとって、転職エージェントは必ず力になってくれます。 ...

 COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

介護業界にヘルパーとして転職したい。未経験の場合、何から始めればいいの?

切符売り場

コンビニおにぎりを駅のホームで頬張る上司。こんなのイヤ!

パワハラ

帰宅直前に追加業務を平気で命じるパワハラ上司

パワハラ

嫌いな上司には一歩引いた姿勢で臨み、攻撃的で大嫌いな上司には…

業務外業務

ウンザリする会社の飲み会は儀式なのか、業務なのか

パワハラ

部下の成長ためだと言いながら、仕事を強制する粘着質上司